ボストン美術館所蔵「俺たちの国芳、わたしの国貞」

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渋谷ついでに、「Bunkamura ザ・ミュージアム」に行きました。
Bunkamura、とっっっても久しぶりでした。

浮世絵を見て、まず何を思いますか?
私の場合、日本人ってこんな顔してたの?ということでした。

でも、日本画って情緒を表現するのが目的で、写実を排除した世界なんですね。
だから違って当然、日本人は元々想像力が豊かなんです。
それを知った時、私はかなり誇らしい気分になりました。

浮世絵はアニメの原型と言われています。
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こちらはかなり有名な絵ですよね。

時代は浮世絵全盛期。
誰もがファッション雑誌を見るように、人気役者のブロマイドを集めるように、浮世絵に夢中になりました。
テレビも雑誌もまだない頃、今では想像出来ませんが、浮世絵に一喜一憂し、庶民がアートを必要としていた時代でもあります。

それだけ世を賑わせましたから、時の政府も介入し、遊女の絵はほどなく廃止されます。
代わりに描かれたのが町娘ですが、彼女たちに遊女の豪華さは一切ありません。
その物悲しさを情緒と捉え、想像豊かに描き上げます。

浮世絵はいくつもの版を重ね色を作りますが、全盛期の職人達はそこにしのぎを削りました。
この絵がどれだけの版を使い、どうやって色を出し、どうやって魅せようととしているのか?そんなことを想像しながら見るのが楽しいです。

版画の考え方は、いくつものレイヤーが重なり合って作り出される、AdobeのIllustratorやPhotoshopでも同じことです。
時代は流れても、基礎って変わりません。
実はそういうことっていっぱいありますよね。

全盛期の作品は色数が大変豊富です。
その絶妙な組み合わせを着物に取り込み、暮らしに取り込み、流行を楽しみました。

海外旅行に行くと、その国の色というのを感じますよね。
日本の色はどうでしょう?
今や消えつつあるように感じますが、海外の方が喜び見たいものの一つに日本の色があります。
それは文化独特の色ですが、みなさん日本の色はどの位ご存知ですか?

浮世絵関係の展示会の3割から5割は外国人の方です。
実際は、日本人の方もたくさんいらっしゃって、毎回盛況だなと感じるので安心していますが。
日本好きの方の知識の豊富さによく驚かされ、教えられることばかりで恥ずかしくなります。

浮世絵のことをちょっとではなく、ちゃんと知っておくと、海外の方に喜ばれますよ。

Hpが充実してるので、そちらでも十分味わえます。

Bunkamura
日テレの公式サイト

 

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